薬膳料理は「一つ一つの食材が薬のように働きをもつ」と考えて食材を使いこなしたり、組み合わせたりしていきます。
お薬を自分のからだの状態を考えずに目的なく飲むことはありませんよね。
お薬と同じようにからだの状態を考えて食材を選んでいくのが薬膳なのです。
食材の知識は調べればわかりますが、からだの状態を感じることができるのは‘’あなた‘’しかいません。
薬膳のもととなる中国伝統医学の観点で、自分のからだを知ることが薬膳のはじまりです。
栄養価がギュッと凝縮された食材を食べたとしても、栄養バランスがきっちり計算されたメニューを食べたとしても、
受け取るあなたのからだの状態次第では栄養素は十分に働いてくれません。
だからこそ自分のからだを知るための知識からお話しします。