管理栄養士になった理由

スポーツに関われる仕事だから。

それが管理栄養士を志す決定打となりました。

高校時代、陸上部で長距離を走っていました。
毎日厳しい練習をするのはみんな一緒。じゃあ周りと差をつけるには…と考えたとき、自主練しかないと思いました。
当時インターネットは無かったので、近所の図書館にトレーニングの情報を求めました。
その時にマラソンの有森裕子さんの栄養サポートについて書かれた本に出会ったのです。(金子ひろみさん著)

トレーニング+食事だ!!!

自分なりに実践しながら(今思えばかなり解釈間違っていましたが)、
栄養学ってこうやって使うんだ!
栄養系の大学にいけば毎日こんな勉強ができるんだ!
好きな食べることでスポーツに関われるんだ!

もう管理栄養士一択でした。

その後大学のゼミで空手の国体選手の食事調査をしたり、最初に就職した給食会社ではスポーツ栄養部会に入って専門誌にコラムを書いたり、スポーツ整形外科に配属されたり。前述の金子ひろみさんがお持ちだった健康運動指導士も取得しました。
とは言え、働き口となるとどうしていいのか分からず、自分のスポーツに関わりたい気持ちに蓋をしてしまいました。

そして総合病院に転職して臨床栄養のキャリアを積むことに。
緩和ケア、低栄養改善、病態別栄養管理など勉強になり、とてもやりがいもありました。
でも徐々に、こういうことがしたくて管理栄養士になったのか?と思うようになり、
再びキャリアを模索し始めたのです。骨盤底筋群の勉強をしたり、セミナージプシーしたり、色々な方に相談したり…。

そんなモヤモヤに加えハードワークで心身ともに限界がきてしまい、ついに病院を退職。
その後、充電→留学→フリーランスと環境が変わっていくうちに、まず自分自身の食の向き合い方が変わりました。
そしてどういうビジョンで食に関わりたいのかも見えてきました。


私がお役に立ちたいのは、一言でいえば“心地よい毎日のため”のごはん選び。
もっというと「ありたい自分でいるため」毎日のパフォーマンスを上げるため」のごはん選び。
高校生の時にスポーツに関わりたいと思ったときと同じです。
志した時の想い・ベクトルを蘇らせることができたのは、薬膳との出会いがあったからだと思います。

今度は薬膳を学んだきっかけについても語らせてくださいね^^

薬膳梨楽 



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