“やさしい編集室”心をのせる「きかく」「きく」「かく」「まとめる」講座を受講~1日目~

“やさしい編集室”でやさしいほうのじぶんに?

やさしい編集室とは

ホームページやInstagramのプロフィールにはこう書かれてあります。

みんなの「より良くなる」を一緒に考え、一緒に実行する。
ここは、やさしいほうのじぶんになれる編集室。

https://www.yasashiiedit.com/

編集者・ライターをされている山村光春さんとワークショップデザイナー・フォトグラファーの目野つぐみさんのお二人が運営されています。

やさしいじぶんではなく、“やさしいほうのじぶん”。

ほう”が入っているところに、私は反応したんだと思います。

そりゃやさしくいたいけど、でもきれいごとばかりでいかないよねと分かってくれた言葉に感じたのです。

文章に心をのせるプロセスに興味津々

心をのせる「きかく」「きく」「かく」「まとめる」講座とは…?

「きかく」「きく」「かく」「まとめる」とステップを踏みながら、お仕事に役立つノウハウのみならず、やさしく生きていくための学びを深めていきます。

https://www.yasashiiedit.com/

…やさしく生きていくための学び?

全くイメージが付かなかったですけど、学んで身に付くものなら学びたいですよね。

6時間の講座が2日連続あり、後日オンラインで課題を元に個別セッションがあります。

私がまず心掴まれたのは講座名の“心をのせる”というワードです。

こちらのブログやInstagramの文章を書いていて、知識や情報ばかりで淡白になってしまうこともあるし、逆に感情・想いが強いときこそ、うまく言葉にまとめられないジレンマを感じることもあります。

溢れるように言葉が出てきた時でも、感情ばかり言い過ぎると重いよねと抑えて書くときもあったり、自分の心、感じることを、もっとうまく書くことで表現出来たらいいなと日々思っていました。

なので“心をのせる”ように書くことがどういうことなのかすごく興味が湧きました。

講座を受講した理由

①ほっとする文章を書きたい

私が薬膳を学び始めた頃といえば疲れはMAX、仕事では嫌なことばかりでした。

でも薬膳講座にいくと、すごくほっとして落ち着きました。当時の私のようにヘトヘトになった人にほっとできる何かを届けたいんです。

それって何なんだろうと模索してきましたが、ある日Instagramに“やさしい編集室”の広告が流れてきました。

広告やホームページから感じたものが、私が届けたい感覚とすごく似ている気がして、ほっとする文章を書くためのエッセンスがあるように感じました。

②世界観に触れたい

触れたい世界観が2つありました。

Instagramの広告から瞬く間に引き込まれた世界観

もう一つは講師の方の世界観です。

講師の山村さんが関わられたものは「CREA」「リンネル」「&Premium」などの雑誌、

またキリン「世界のKitchenから」、「DEAN&DELUCA」などの企業媒体。

白い背景に黒い明朝体で洗練された、どれも私の好きな世界観なんです。

自分の好きな世界を作られている方に、直接話を聞けることってそうそうないですよね。

1ミリでもエッセンスを吸収したかったんです。

山村さんにいただいたZINE

浴びれるものは浴びて、感じるものはとことん感じようと思い、受講しました。

ようこそ感にひと安心

会場に着いたら講師の山村さん(以降、みっつさん)が入口まで“ようこそ来てくださいました~”って来てくださったんです。すごく良い意味で、本当に第一線でされているの?って思うくらい、気さくな方。

お部屋に入ってみると、目野さん(以降、のっちさん)もみんなをほぐしてくれる声掛けをしてくださりました。のっちさんからいただいた、申し込み受付メールからすでに温かさがにじみ出ていました。

なので何も心配することなく、ひたすら楽しみな感情に浸ることができました。

参加者の方々からも、まず佇まい、そして洋服のトーンまでも温かいオーラを感じたんです。

フリーランス、会社員、公務員とバックグラウンドは違いましたが、一人一人に情熱をすごく感じました。

いちばん印象的だったのは「きかく」

初日は4つのうちの「きかく」「きく」についての講義でした。

まず前提合わせ。ネタばらしになるので内容は割愛しますが、この前提を持っていれば世の中はやさしくしかならないと思う。それくらい大切な話でした。

それから「きかく」に入っていきました。

今回「かく」「まとめる」が特に深めたい部分でしたが、個人的にはこの「きかく」の章がいちばん印象深かったパートです。

“誰に届けたいか”というのは、ビジネス用語にすると“ターゲット(例…40代女性)”“ペルソナ(ターゲットの職業や趣味など細かくイメージしたもの)”という表現になり、私が誰かに仕事の相談をするときもビジネス用語で話します。

でもそのまま「ターゲットに向けて」と思いながら書いて、心がのっていく?

そんな気づきをくださったんです。

いったんそういうものを手放して書くことが、今の私に大切なことだと感じました。

“最近、仕事で疲れてお惣菜に頼るけど、余裕あれば自炊したいみちこさん”

“私(首藤)の自己紹介を聞いて、薬膳気になってだんだよねと言ってくれたゆりこさん”

(女優さんの名前をお借りして仮名にしています)

もともとはそんな誰かさんを浮かべながら発信していたはず。

でもちょっとビジネスの知識を知ったことで、そこに振り回されたり、無機質な要素が入っていったりしたな。

そんなすごく大切なことに気づかせてもらいましたし、これからもそんな誰かさんに想いを馳せながら書いていきます。

ここで“やさしい編集室”の“やさしい”の意味が私なりにわかってきました。

実際ワークで「きかく」し、みっつさんからフィードバックをもらえる機会がありました。

私は自分のコースレッスン“マイごはんラボ”について書きました。

すでに運営しているものですが、リモデルすることを決めたからです。

いくら私が届けたいと思っても、必要な“あなた”がいるのかという不安があったので、これを機会に書いてみました。

そしたらみっつさんがこういってくださいました。

「よくできているし、はっとするものがある」

まずひとりの心に響いていることが嬉しい。

そしてそのひとりが、これまでたくさんの企画に関わってこられたみっつさんがだってことがまた心強い。

お披露目する勇気が湧いてきました。

いくら“やさしい編集室”でもただ甘いだけじゃない。

それがわかった上でいただいたフィードバックだったので、心の底から嬉しかったです。

みんなで同じ釜のごはんを食べる

なんとお昼ごはんとおやつ付き~!

福岡在住の人気料理家さんのケータリングのカレーに、みんな大喜び。

昼食の心配が無いって本当にありがたいです。美味しくて温かいものを出していただき、午後からのモチベーションも上がりました。

いちばん大切な「きく」

午後からは「きく」についてでした。

普段はライターさんみたいに取材して書くことは無いのですが、

みっつさん曰く一番大切なのは「きく」とのこと

きく」ことは栄養相談・カウンセリングでも大切なこと。みっつさんの言葉で「きく」を深められたのは良かった。普段「きく」ことで気になっていたことを、みっつさんならどうするか質問できたし、勝手にマイ「きく」ルールに縛られていたことにも気が付けました。

最近、傾聴の本が増えているそうですが、それだけ「きく」ことに悩んでいる人が多いのでしょうか。

実際にペアを組んで相手に取材をし、その内容を「かく」「まとめる」のが持ち帰りの課題になります。

聞き手も話し手もしました。聞き手としては素敵な話がたくさん聞けました。でも話し手としてはどうだったんでしょう。なにか「かく」ようなことが私の話にあったのかがちょっと心配ではあります。

リラックスして受けていたつもりでしたが、どうやらかなりエネルギーを使ったようで、いつもよりも早く、ぐっすり眠れました。

2日目はいよいよ「かく」「まとめる」です。

2日目の記録

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