社会運勢学会の易塾と易経入門講座で易経を学び始める

去年PNTトレーナー養成講座で心理学を学んでみて、すごく毎日が楽になりました。人の気持ちが分かるとかではなく、自分で自分を受け入れることがだんだんできるようになってきたのが大きいと思っています。

それでもっと心理学を深めたくなり色々調べていたときに、急に思い出したのが易経(中国の経典。漢文を読み解く)。

心理学を学び続けるのも良いけど、その根っこの真理は易経にあるような気がしたんです。

占い師を目指しているのではなく、自分のベースを整えたい、もっと俯瞰した視点を持ちたい、そこです。

ちなみに易経とは…

こういう図を見たことありませんか?

3本線の組み合わせが8種類あり、これが2つ組み合わさり、どっちが上に下に行くかで、示すものが変わってきます。

コインや筮竹(占い師さんが机に置いてある竹串のようなもの)を使って易を導くことができます。

薬膳のベースは中国伝統医学。その根源はたどっていくと易経にあるとされています。それが数ある古典の中から魅かれた理由ですね。

思えば実は5年くらい前から学びたいと言っていたので、今年のやることリスト1番に書いていました。

ようやく5年越しの念願が叶い(すぐに行動しなかっただけだが)、社会運勢学会の易塾に通うことにしました。

が、指定図書のこちらが届いた時点で、あ、無理。しまった、すごいものに手を出してしまったと思いました。

易 本田済

表紙だけ見ると普通の本ですが、厚さ4㎝近くある辞書みたいなサイズです。ありがたいことに講座はコース払いではなく都度払いなので、これで最初で最後の受講かも…とまで思ってしまいました。

結論からいうと、これからも通い続けることにしました。

なかなか難しいものでした。漢文に現代語訳は付いてるけど、その現代語訳の解釈さえ難しい。日本語なのに、これってどういう意味?って言葉が多い。学生時代、漢文が苦手だったツケかもしれないけど…

だから先生の講義中の解説ありきでの解釈しかできません。でも古典なのに去年心理学の勉強で学んだこととめちゃくちゃリンクしてる!!言葉や表現は違うけど同じような教えがいくつもある!

ダラダラとテキストを読み上げるような講座ではなく、腑に落ちやすいように面白く話してくれる講座です。

同日に午前と午後で「易経入門」「易塾」とありますが、易が初めての方は易経入門講座から受けられることを強くオススメします。面白かったので私は午後の易塾も引き続き受けましたが、まずは入門講座で基礎固めしてから易塾を受けるのも良いと思います。東京・福岡・鹿児島は会場受講できます。受講料が上乗せになりますがオンライン受講もできます。

私は午前の入門講座が面白かったのと、何が分からないかを明確にすることで入門講座の理解が深まると思って易塾も受けました。一度入門講座受けただけでは、当たり前ですが知らないことばかり。でも同じ易でも解釈は無限。その時の先生やネタ、受講者でも変わってくるので、またと同じ話はないと思います。なのでどのタイミングで何度受講しても学びはあると感じました。

教えが説かれた時と時代が違えども環境が違えども、自分の今の状況に当てはめながら解釈していく形です。

色々と話を聞いていると、超現実主義の私でもロマンを感じることができました。

天と地と人の関わり合いを解き明かすと言われていて、自分の運勢などを見たり、企業がビジネス戦略を練ったりするだけではなく、宇宙から俯瞰してこの世界を見るような視点でもあるので、国の政治の方向性を決めるのにも使われてきたそうです。

ここ数年目まぐるしい変化が世界で起きていますが、古代まで遡るとこのレベルの話は何度も何度も何度も起きてきたことが易経からは読めるそうです。

伝統医学も含め昔から伝わるものはエビデンスが無いと言われがちですが、とてつもなく長い間伝え続けられている事実が何よりのエビデンスではないでしょうか。

そして先ほどの易は64種類。実は遺伝暗号は64種類あり成り立ちが似てることから易経との因果関係を感じ、欧米人で易経学ぶ方が増えてきているそうです。

ここ数年九星気学を勉強されている方に出会うことが増えましたが、易経も学ぶことで、より九星気学の理解も深まっていく感覚がありました。

栄養学、心理学、九星気学、中国伝統医学など…今まであれこれ手を出したことが、去年辺りから少しずつ融合してきているような感覚があります。

また次回の塾が楽しみです。

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